2005年 11月 22日 ( 1 )

カーテンコール


e0082012_2113888.jpg ストーリー 】
 橋本香織は東京の出版社で、契約記者として働く二十五歳。 清純派女優のスキャンダルをスクープし、正社員確実との喜びもつかの間、写真を撮られた女優が自殺未遂を起こし、地元・下関に近い福岡のタウン誌に異動を命じられる。
 
 そこでの香織の仕事は、読者が投函してきた(懐かしマイブーム)の取材。 その中で目に留まった一通の葉書。 それは「昭和三十年代の終わりから四十年代中頃まで下関の映画館にいた幕間芸人を探してほしい」というもの。 「素朴な芸ながら、人情溢れるその舞台に心が和みました 世知辛い世の中にもう一度、あの至福の時間を過ごせたら」 と結ばれた葉書に香織は心惹かれ、その映画館(みなと劇場)を取材することに。

 しかし五年前に先代の支配人が亡くなり、まだ四十代の支配人にとっては、うっすらとした記憶しかない。 落胆して劇場を出ようとする香織に 「安川修平さんのことや思うけど」 と声をかけてきたのが、当時から働くモギリの女性・宮部絹代だった...。


キャスト 】
伊藤 歩(橋本香織・創世出版編集者)/藤井 隆(安川修平・みなと劇場間幕芸人)/鶴田真由(安 美里・修平の娘)/奥貫 薫(安川良江・修平の妻)/津田寛治(宋 義徳・美里の夫、焼肉店主)/橋 龍吾(金田信哲・香織の同級生)/田山涼成(福沢幸蔵・みなと劇場先代支配人)/井上堯之(安川修平)/藤村志保(宮部絹代・みなと劇場売店勤め)/夏八木 勲(橋本達也・香織の父)

(監督/脚本)佐々部 清


素人の私的感想 】
 昨日、京都シネマまで足を運んで観て来ましたが... なんていうのか...  ズバリ!良い意味でも悪い意味でも裏切られました...。 

 約一週間くらい前に、懐かしい昭和ノスタルジック満載! そして笑い有り、涙ありで感動をくれた「ALWAYS 三丁目の夕日」を観たばかりでしたが、もう少し違った形で昭和を思い出し感じたいと、この「カーテンコール」に期待を寄せて観にいってきたのですが、なんだか最初から重たい印象に一抹の不安がよぎってしまいました。
幕間芸人・安川修平さんが現役で活躍していた昭和の情景というと、現代の情景がカラーなら、モノクロで表されていました。  自分的にはなんだかガッカリ...といった感じ。 その描き方もいまひとつ中途半端な感じだし、藤井さんを十分に生かしきれていなかった印象を受けました。
観に行く前にさほど下知識も入れず、ALWAYS 三丁目の夕日のように間幕芸人の生涯を昭和の情景をバックに最初から最後まで描かれているものと勝手に勘違いしてしまっていた自分が一番いけないのですが、だんだんと物語が進んでいくうちに... 昭和を懐かしむどころの話ではなく、異民族、差別... などの話になってきてしまい正直観てて戸惑うばかり...。
それに、劇中、安川修平が妻と子供をわざわざ舞台に上げて観客に紹介するのは...?? 何故?? 観てて疑問に思ってしまうところも多々...

でも、決して悪くは無かったんです。  どちらかと言えば良かったです。 
ちょっとネタバレしちゃうと、人と人の繋がりとか、親子の絆をテーマにされているのではと感じましたが、固く閉ざされていた二組の父と娘が最終的には何のわだかまりも無いかのような純粋な笑顔で会い向き合えた姿は最高に良かったと思います。
ありきたりな書き方になってしまいますけど、家族とか親子、そして人と人との関係といったものを見つめ直させてくれる作品なのではないかと思いました。

 でも... 同じ “昭和三十年代” なら、私はALWAYS 三丁目の夕日がやっぱりいいです...。  あしからず...。
[PR]
by mayu2005SC66 | 2005-11-22 22:45 | シネマ (邦画)